ヘアクラックの原因となる乾燥収縮によるひび割れ。これを抑制するには、どうすればよいのか。

 最も効果的とされてきたのが単位水量の抑制だ。コンクリートは乾燥による水分の消失で収縮する。水を減らせば乾燥ひび割れを抑制できる。それが従来の常識だった。

 ところが、最新の研究で単位水量以上に大きな影響を与える要因が浮かび上がってきた。粗骨材(砂利)の影響だ。

(出所:浅賀 行雄)
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 硬くて変形しにくいイメージがある粗骨材だが、実はそれ自体が収縮し、コンクリートの乾燥収縮率に影響を及ぼす。粗骨材の種類や産地により、乾燥収縮率に大きな違いが出ることが分かってきた。どんな粗骨材を選ぶかは、生コン工場の裁量だ。つまり、生コン工場によって乾燥収縮率が違ってくるのだ。

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