1.選択科目IIIの書き方

 選択科目IIIは試験時間2時間で答案用紙3枚に記述するので、選択科目II(同4枚)に比べれば、多少余裕がありそうに見える。ただし、答案用紙3枚で1テーマだから、論文の流れがより重要だ。そのためには骨子を書かなくてはならないので、実はあまり余裕がない。

 選択科目IIIは「課題解決能力」を見る試験なので、「課題」と「解決策」は必ず記述する必要がある。選択科目によっても異なるが、他にもいろいろと問われる。最近の技術士試験では基本的に、出題文で問われていることだけを書くことが重要で、「はじめに」や「おわりに」は不要だ。

 課題を解決する流れでは、以下のような項目が考えられる。

  • (1)背景:出題理由を書く
  • (2)現状:今、できていないことを書く
  • (3)問題:理想と現実との差(1つ)
  • (4)課題:理想に向かう際の障害物(多数)
  • (5)解決策:課題を乗り越える方法=手段(多数≧課題数)
  • (6)問題点:解決策を実施する上での障害
  • (7)留意点、リスク:解決策のデメリット
課題を解決する流れ
[画像のクリックで拡大表示]

 この際、(2)(4)(5)は必須だ。出題文で問われているかどうかは関係なく、必ず書かなければならない。「課題」が確かに「課題」であることを明確にするには、「現状」も必要だ。残りの項目は問われたら書くようにしよう。

この先は有料会員の登録が必要です。「日経コンストラクション」定期購読者もログインしてお読みいただけます。有料会員(月額プラン)は登録月無料!

日経 xTECHには有料記事(有料会員向けまたは定期購読者向け)、無料記事(登録会員向け)、フリー記事(誰でも閲覧可能)があります。有料記事でも、登録会員向け配信期間は登録会員への登録が必要な場合があります。有料会員と登録会員に関するFAQはこちら