戸田氏は、以前発売した「Yoga Book」とYoga Book C930に搭載したそれぞれのE Inkキーボードの機能を比較。C930では反応速度、タイピングフィードバックが改善し、それまでできなかったレイアウト変更や、特定機能の有効/無効をキー内にインジケーターとして表示することが可能になった点などを訴求した。

イベント会場には、過去のプロトタイプも展示していた。これは、レノボのグローバル幹部に研究成果を訴求する「リサーチ・デイ」において、E Inkキーボードのデモで使用したプロトタイプ
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E Inkディスプレーを採用した、最初のデモ機
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仮想3Dキーボード機能を実装したデモ機
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一般的なスクリーンキーボードと以前の「Yoga Book」の仮想キーボード、Yoga Book C930のE Inkキーボードの機能を比較して説明する戸田良太氏
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 一般に、E Inkは液晶に比べると表示の切り替えが遅い。キーボードを表示してタイプしたときに、指のタッチに合わせて表示を反転させる、クリック音を出すなどすると反応の鈍さによる違和感が生じかねない。E Inkキーボードでは、こうした表示切り替えの高速化やタッチに対する反応速度の向上も課題だった。

 C930に採用したE Inkキーボードでは、E Inkを専用のハードウエアで制御することで課題を解決した。それまではソフトウエアで制御していた。ハードにしたことで、タップからキーコードの生成時間が半分になったほか、仮想的なタイプ音の再生タイミングが100分の1までに短縮したという。