トイレや廊下には個別の小さな照明を置きたい

 停電中であっても、トイレには1日何度も行かざるを得ない。そのたびにリビングの照明を持って行くのは不便だし、スマホのライトを使って電池を消耗するのも避けたい。消費電力の小さい照明を用意しておき、停電時にトイレや廊下に置くといい。

 筆者のお薦めはランドポートの「キャリー・ザ・サン」だ。キューブ状の照明だがぺたんこに折り畳むことができ、防災用のバッグに入れたり挟んでおいたりしても邪魔にならない。ソーラー充電なので、直射日光に当てれば約5~7時間で満充電となる(2サイズあるうちの小さいほうの場合)。畳んだまま充電できるので、リュックサックに挟んで屋外を持ち歩くだけでもある程度充電できる。

ランドポートのキューブ状の照明「キャリー・ザ・サン」。大きさが大小2種類あり、大きいほうの「ミディアム」は希望小売価格3800円(税別)
(出所:ランドポート)
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キャリー・ザ・サンは底面部にソーラー発電パネルを備える
(出所:ランドポート)
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 基本的にはキューブ状に展開してランタンのように使うが、畳んだ状態でも使える。サイズは大小2種類あり、大きいほうのサイズの明るさは最大で100ルーメン。明るすぎず、廊下の常夜灯やトイレの照明として使うには必要十分な明るさだ。柔らかいので蹴ってしまっても壊れにくいし、棚から落ちてきて当たってもけがをすることはないだろう。

 これらに加え、ヘッドライトがあるとさらに便利だ。懐中電灯と違って両手をふさがないため、暗い中で片付けたり避難したりする際に安全に使える。頭に巻くだけでなく、首に掛けても使える。筆者が使った経験がある中ではフランスのペツル(PETZL)の「イーライト」をお薦めしたい。リチウム電池を使用し、電池を入れたまま10年以上の保存ができる。防災バッグに入れっぱなしにしておいても、使いたいときに使える。

フランスのペツル(PETZL)のヘッドライト「イーライト」。日本ではアルテリアが総代理店。希望小売価格は3600円(税別)
(出所:アルテリア)
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 明るさは最大50ルーメンとやや暗めだが、停電した室内で行動範囲を照らしたり、避難所へ移動したりといった用途では十分な明るさだ。小型軽量なので、ヘッドライトを使い慣れない人でも負担にならない。