複数のデバイスを使っている人に大きなメリット

 今回の変更は、これまでOffice 365 Soloを使ってきたユーザーにとって、制限が緩和されて多くのデバイスにインストールして使えるようになるのでメリットが大きい。

 たとえば自宅でデスクトップPCとノートPCを使い、モバイルPCを持ち歩き、さらにスマホとタブレットの計5台のデバイスを使っている場合、これらすべてのデバイスにインストールして同時に利用できる。これまでは、インストールできても使えるのはそのうちの2台までだったので、多数のデバイスを使い分けている人にはうれしい変更だろう。

 ちなみに、定額制ではなく買い切り型の製品である「Microsoft Office Home & Business 2016」「同Personal 2016」などOffice 2016製品のライセンスに変更はない。

 これまでサブスクリプション型のOffice 365 Soloにするか、買い切り型のOffice 2016製品にするかは迷うところだったが、今回の変更によりOffice 365 Soloの利便性が高まったことで、10月2日以降はOffice 365 Soloを選択するユーザーが増えるかもしれない。また10月2日より、これまでマイクロソフトの法人向け直販サイトで提供されてきた法人向けのサブスクリプションである「Office 365 Business Premium」が、家電量販店などで購入可能になった。こうした施策は、サブスクリプション型のマイクロソフトオフィス製品へ、ユーザーの移行を促すことにつながりそうだ。

出典:日経トレンディネット、2018年10月3日
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