快適な作業環境が手に入るマウス

 MX MASTER 3は、手になじむ握りやすさ、狙った位置にピタリとカーソルを合わせられるコントロールのしやすさ、高速なスクロール機能、アプリに合わせたボタンのカスタマイズ機能、複数のデバイスで利用できることなどが魅力だ。数週間使ってきたが、使い心地は快適で、マウス操作によってストレスを感じることが減った。

 強いて難点を挙げるなら、クリックボタンのクリック音と価格だ。一般にマウスは1000円未満の安価なものから1万円を超えるものまで価格の幅が広く、その中でMX MASTER 3の実勢価格1万3500円前後はかなり高額といえる。

 ただMX MASTER 3の快適な使い心地は、安いマウスではなかなか得られないだろう。マウスは何でもいいと思っている人がいるかもしれないが、そういう人こそMX MASTER 3を店頭で一度手にしてみることをお薦めしたい。

 長大なソースコード、縦横に長い表計算データを扱うプログラマーやエンジニアのほか、縦に長いWebページを扱うデザイナーの作業効率を高めそうだと実感できるはずだ。マウスを替えるだけで自分のパフォーマンスを向上できるなら、1万円を超える出費でも許せるという人は少なくないだろう。

湯浅 英夫(ゆあさ ひでお)
ライター
元ジャズミュージシャンのライター。PC、スマホ、ネットサービスなどIT関連を中心に執筆しつつ、たまにウッドベースやエレキベースを弾いている。音楽の守備範囲はジャズから古いソウル、ロック、AOR、MPBまで雑食。ジャズと楽器には少しうるさい。