使っていて少し気になったのは操作性だ。ユニット側面のロゴマークが付いている部分がボタンになっていて、再生、一時停止、ボリューム調整などはここを押して操作する。

 このボタンが固く、ボタンを押すとユニットが耳にめり込んできて少々痛い。もう少しボタンを軟らかくするか、ユニット上下にボタンを付けて、押し込まなくても操作できるようにしてほしかった。

自分の耳に合わせて音をチューニングできる

 肝心の音は、防水対応イヤホンとしては申し分ない水準だ。

 防水対応のイヤホンはユニットを密閉するため、こもった感じの音になることが多い。しかし、Jaybird VISTAは防水対応イヤホンであることを感じさせないクリアさと、音楽の細かい部分までちゃんと聴こえてくる解像感の高さがある。特定の音域が薄くスカスカな音で聴こえることもなく、バランスが良い。

 専用のスマートフォンアプリ「Jaybird MySound」(Android、iOS)を使うとイコライジングができる。面白いのは個人の耳に合わせたチューニングができる「パーソナルEQ」機能だ。静かな場所で装着して、聴覚検査の要領で6つの音域についてテスト音が聞こえるレベルを選択すると、その人の耳に合ったイコライジングに設定される。

Jaybird MySoundでパーソナルEQを設定。中央のスライダーを上下させて、音が聴こえてくるレベルを探す
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 実際に試すと、自分の好みの音になるというより、自然に聴こえる落ち着いた音になった。イコライジングの設定が苦手で、触っていると音がめちゃくちゃになるという人に便利だろう。イコライジングの設定はイヤホン側に保存されるので、接続先をスマートフォンからスマートウオッチなどに切り替えた場合にも維持される。

Jaybird MySoundの画面。イコライジングはプリセットも用意されている。アプリ上で操作ボタンの割り当て変更もできる
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 Jaybird MySoundにはそのほかにも面白い機能がある。例えば音楽配信サービス「Spotify」で作ったプレイリストを登録して公開できる。Jaybird MySoundからほかのユーザーが登録したプレイリストを聴ける。