ペンは充電不要、本体は1回の充電で1週間使える

 電子ペーパーならではの癖がある点は注意しておこう。まず、モノクロの画面を採用しているため、iPadと違ってカラフルな絵を描く用途には向かない。そして、画面を切り替えたとき残像のように前の画面がうっすら見える。これは電子ペーパー特有の現象だ。再描画すると残像は消える。

画面を切り替えても残像のように前の画面がうっすら見えている、電子ペーパーならではの現象。右側のスライドバーに沿って指を「下から上」へ動かすと、画面を再描画して残像を一掃できる
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残像を消去した後の様子。右側のスライドバーを「上から下」へなぞるとメニューが表示される
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 ラッタはSupernoteを「電子文房具」と称している。紙のノートに近い手書きの感覚も含め、アナログ文具と同じような質感を至る所で感じられる。

 見た目でもその点は徹底されている。標準で付属する専用のスタイラスペンはキャップ式で、パッと見ただけではボールペンと間違えそうなデザインだ。ボールペンで有名なフランスのBICなど、世界の文具メーカーとのコラボレーションを積極的に進めている。文具好きの心をくすぐるコラボを期待できそうだ。

A5、A6サイズ共に様々な素材・デザインのカバーを展開。専用ペンのデザインは複数あり、今後も増えていくと考えられる
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 アナログのぬくもりや手触りがあるといっても、デジタル機器である。持ち歩きを考えると充電が気になるところだが、電子ペーパーは液晶ディスプレーに比べて省エネでバッテリーの持ちがいい。Supernote A5のバッテリー容量は2850mAhで、毎日2~3時間使う程度なら1週間に1度充電すれば十分だ。充電にはUSB Type-Cポートを使う。

ボディー上部に電源ボタンがある
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 iPadではペン(Apple Pencil)にも充電が必要だが、Supernoteの専用のスタイラスペンはそもそも充電が要らない。電磁誘導方式を採用しているためだ。本体のバッテリー切れさえ注意しておけば、手書きメモができずに困ることはない。