行動を自動判断してノイズキャンセリングを調整

 強力なノイズキャンセリング機能は逆に不便になる場合もある。ウオーキングやランニング中は自動車の走行音が聞こえないと危険だ。WF-1000XM3は外音をマイクで取り込んで聞きやすくする、いわゆる「外音取り込み機能」を用意して、この課題に対処している。

 WF-1000XM3はユーザーの行動を自動判別して、ノイズキャンセリング機能と外音取り込み機能の効き具合を自動的に切り替える。例えば、歩いていると判断すると、外音取り込み機能が強めに働く。乗り物に乗っていると判断すると、外音取り込み機能をオフにして、ノイズキャンセリング機能を最大限にするといったことができる。それぞれの機能の効き具合はスマートフォンの専用アプリで設定できる。

ユーザーの行動に合わせて、外音取り込み機能やノイズキャンセリング機能を自動切り替えできる
[画像のクリックで拡大表示]
専用アプリで外音取り込みやノイズキャンセリングの効き具合を設定できる。歩行時、乗り物に乗っているときなど、ユーザーの行動別に設定できる
[画像のクリックで拡大表示]

 実際に利用してみると、歩行中や電車に乗車中などの判断に若干時間がかかるものの、正確に判断して機能の切り替えができた。

 手動での切り替えも可能だ。左のイヤホンユニットのタッチセンサーを操作して、ノイズキャンセリングを効かせたモードと外音取り込みモードを切り替えたり、タッチセンサーを押している間だけ外音取り込みモードにしたりできる。電車内のアナウンスを聞きたい、コンビニエンスストアで店員と会話したいといった場合に役立つ。