コストをかけても失敗を避けたいならこの一品

 録音の失敗に懲りていて、コストをかけても失敗の可能性を減らしたいという人もいるだろう。録音シーンによって異なるが、効果的なオプション製品がある。

 広い会議室で多人数の会議を録音するには、机の上に設置すると周辺の音を確実に拾う「バウンダリーマイクロホン」が有効だ。オリンパス製のバウンダリーマイクロホン「ME33」は数珠つなぎに増設できるうえ、ステレオ対応のICレコーダーであれば左右のチャンネルに各3個の合計6個までマイクを接続可能だ。ME33には約3メートルのコードが付いているので、3台を数珠つなぎにした場合は最長9メートル離れた場所にもマイクを設置できる。ME33の希望小売価格は1万1880円(税抜き)だ。

オリンパスのバウンダリーマイクロホン「ME33」。机から伝わる振動によるノイズを軽減するインシュレーターも装備
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 バウンダリーマイクは「役所や議会のように発言内容の一言一句も間違えずに書き起こす必要がある場面で使われることが多い」(大上氏)。

 ホールでの講演の録音で確実性を高めたいならば、延長ケーブルが付属した外部マイクが効果的だ。オリンパスは3製品を販売しており、どの製品も延長ケーブルにクリップが付いている。これを使ってマイクを胸ポケットの外側などに装着すれば、ICレコーダー本体をかばんや上着のポケットに入れておいてもクリアに録音できる。希望小売価格はモノラルマイクの「ME52W」と「ME15」が2500円(税抜き)、ステレオマイクの「ME51SW」が4000円(税抜き)である。

マイクを胸ポケットに装着して露出させておくと、ICレコーダーの置き場所がなくてもクリアな録音が可能
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 なお、「周囲が騒がしいカフェ」での録音の問題を確実に解決できるオプション製品は無いという。