裏紙ノートは紙を束ねただけのものなので、通常のノートのような使い方には向かない。白い面を上にして裏紙を重ねると、めくったページには印刷済みの面が表れる。

 一方で、束ねる紙の枚数や種類は自由だし、不要なページは紙ごと抜き去ることができる。通常のノートのような使い方ではなく、メモした裏紙をとりあえず束ねておいて後で捨てる、という使い方が向くだろう。

 もちろん、裏紙専用にする必要はない。プリントアウトした資料、イベントのちらし、雑誌のコピーを挟んでおくと、すきま時間に読むのに便利だ。ノートというよりバインダーとして使う方が合っている。

裏紙だけでなく、付箋紙や資料を組み合わせれば自分用のバインダーになる。公式サイトではスケジュールやToDoリストのPDFファイルを配布している
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 米国では、ビジネス誌のFast Companyが「デジタルよりもアナログでメモを取った方が、情報が脳に定着する」と記事で取り上げたことなどから、ノート術がちょっとしたブームになっている。いつもはデジタルを選ぶという人も、アイデアを出すときはあえてノートと筆記具を使って頭をほぐしてはどうだろう。ツールを替えると、新たなひらめきが生まれるかもしれない。

大吉 紗央里(おおよし さおり)
ライター
ライター・編集者。1984年東京都生まれ。制作会社のディレクターを経て、2015年よりフリーランス。