「Amazon.com」のレビューで星4個以上の評価を得た商品だけが並ぶ実店舗「Amazon 4-star」には、思いがけない商品に出合う楽しさがあった。米アマゾン・ドット・コム(Amazon.com)が書店「Amazon Books」、レジ無しコンビニエンスストア「Amazon Go」に続いて開発した実店舗の新業態は、商品力の高い雑貨店だった。実際に体験してみて、同社の狙いが見えてきた。

 Amazon 4-starは、アマゾンが2018年9月から出店を始めた新業態だ。1号店はニューヨーク・マンハッタンで、2号店はコロラド州デンバー郊外で、そして3号店はカリフォルニア州バークレーで開店した。筆者は11月中旬、シリコンバレーから車で数十分の距離にあるバークレーの3号店を訪問した。

Amazon 4-starの外観
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 バークレーのAmazon 4-starは、米国の鉄道アムトラック(Amtrak)のバークレー駅近くにある、いわゆる駅前商店街に店を構えていた。1号店はマンハッタンの中でもオシャレな店が集まることで知られるソーホー地区に、2号店は郊外型ショッピングモールの中にある。アマゾンは様々な立地条件でこの新業態をテストしているようだ。

レビューで星4個以上の商品だけを扱っているという掲示
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Amazon 4-starの店内
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 Amazon 4-starはいわゆる雑貨店だ。キッチン用品や家電製品、ベビー用品、おもちゃ、クリスマス用の装飾、文房具、ペット用品、旅行用品、アウトドア用品、スポーツ用品、アマゾン製ハードウエア、パソコン周辺機器、書籍など、様々なジャンルのアイテムが並んでいる。面積は200~300平方メートルといったところだろうか。日本の一般的なコンビニの2~3倍ほどの面積があるように感じた。

調理家電の売り場
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アマゾン製ハードウエアの売り場
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 驚いたのは品ぞろえだ。店頭に並んでいるのは、米国の大手スーパーマーケットの「Walmart」や「Target」で見かけるような定番の売れ筋商品というよりは、そういった大手チェーンで見かけることがあまりない、ちょっと変わった商品が多かったのだ。

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