2018年度の戸建て住宅の供給戸数は、17年度に続き1位が大東建託、2位が大和ハウス工業、3位が積水ハウスの順となった。3強の顔ぶれは4年連続で変わっていない。市場経済研究所が19年7月25日に発行した「2020年版 全国住宅・マンション供給調査 企業別ランキング」で明らかになった。

 2020年版で20回目となる同調査では、住宅の18年度の供給実績と19年度の供給計画について調べている。比較のため、17年度の供給実績も確認した。全国の貸家を含む戸建て住宅およびマンションの開発や建設を手掛ける主要企業に調査票を送り、19年5月から6月上旬にかけて、各社の決算報告に沿った完工・引き渡し戸数、計画戸数を年度単位で聞いた。回答企業数は戸建て住宅が170社、マンションが106社だった。

 調査のうち、まず戸建て住宅の状況を見る。17年度と比較可能な165社では、18年度の供給戸数が合計で30万8868戸と、前年度に比べ2.0%減少した。銀行のアパート融資抑制による貸家着工の落ち込みが響いている。

 供給実績ランキングの1位から10位に名を連ねた10社の合計も前年度比で4.2%減少して23万5813戸となった。ただし、調査に回答を寄せた企業のうち、上位10社の供給シェアは76%を占めている。

会社名2018年度実績2019年度計画
大東建託60,42960,790
大和ハウス工業46,62146,530
積水ハウス41,13744,000
旭化成ホームズ16,59017,505
トヨタホーム15,286
積水化学工業13,45013,760
東建コーポレーション13,200
一条工務店12,213
住友林業8,9749,530
タマホーム7,913
貸家を含む2018年度の戸建て住宅の供給戸数が多い住宅メーカー上位10社。単位は戸。トヨタホームは連結子会社のミサワホームを含む。住友林業は棟数(資料:市場経済研究所)

 上位を見ると、1位は17年度に続き大東建託で、これに大和ハウス工業、積水ハウスが続いた。3強の顔ぶれは15年度から4年連続で変わっていない。この3社の供給戸数は合計で14万8187戸に達し、回答企業全体の5割近くを占める。供給戸数が4万戸を超えたのはこの3社だけで、4位以下に大きく差を付けて「3強時代」を不動のものにしている。それ以外の上位10社の顔ぶれも17年度と同じだが、6位だった東建コーポレーション(前年度実績比6.6%減)と7位だった積水化学工業(同3.3%減)の順位が入れ替わった。

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