野村不動産は2019年5月28日、東京都渋谷区の築35年のマンション「エリーゼアパートメント」を増改築して富裕層向けに再生する「プラウド上原フォレスト」を発表した。同社によると、既存の建物を残して新たな住戸を増築する分譲マンションは国内初だ。

 プラウド上原フォレストは地下1階・地上3階建てで、建築面積は1115m2。内訳は既存建物が853m2、増築棟が262m2だ。延べ面積は3820m2。販売戸数は15戸で、1戸当たりの専有面積は147~232m2、販売価格は2億6860万円~5億1600万円とする。設計・施工は竹中工務店。竣工は20年1月を予定している。

築35年のマンションを増改築した「プラウド上原フォレスト」の外観イメージ。左が既存建物を改修した棟、右が増築した棟(資料:野村不動産)
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 エリーゼアパートメントは外国人向けのマンションとして1984年に完成。2016年3月に野村不動産が取得した当初は、既存建物を解体して新たにマンションを建設する計画だった。しかし、趣のある建物や敷地内の樹木を保存すべきだという声が社内から上がり、既存建物を生かした計画を検討することになった。

「エリーゼアパートメント」の外観(写真:野村不動産)
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