「イケフェス」(正式名は「生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪」)のリポートを書くのも、今年で4年目となる。毎年、この時期になると足が西の方へ向いてしまう。

 そもそも「イケフェス大阪」とは何か。それを説明しているとかなりの字数を使ってしまうので、そこから知りたい方は、2016年に書いた「『イケフェス』再出発の熱き思い」を読んでいただきたい。

 今年のイケフェスは10月27日(土)、28日(日)の開催だ。さて今年は何を見に行こう。これまでは、「フラリと行っても見られない名建築」を中心に攻めてきたが、今年は趣向を変えて「建築設計者たちの仕事場」を訪ねてみることにした。事前に入手したガイドブックを調べると、1日で5事務所のオープンハウスを回ることができそうだ。

 10月27日(土)、朝一番の新幹線で大阪へ。午前10時に地下鉄・本町駅に着き、駅からすぐ近くの「御堂ビル」へ。竹中工務店大阪本店が入るビルだ。

御堂ビル(1965年)の外観。設計の中心になったのは、伝説の設計者、岩本博行氏(1913~91年)。竹中工務店大阪本店設計部長に就任後の6年間に「神戸関電ビル(1964年)」、「神戸オリエンタルホテル(1964年)」、「御堂ビル」などの代表作を次々と生み出した。1963年には「国立劇場」のコンペに、国内外応募総数307件の中から1等入選(写真:日経アーキテクチュア)
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御堂ビルの一般向け展示コーナー。手前は「聴竹居」の模型。竹中工務店OBの藤井厚二(1888~1939年)の設計で1928年に完成した(写真:日経アーキテクチュア)
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