施工系人材も建築士資格を取得することが望ましい――。日本建築士会連合会(以下、士会連合会)が、会員などを対象に実施した「施工系人材の建築士取得に関する意識調査」で、こうした結果が明らかになった。6月19日に発表した。

 同調査は、施工系人材における一級建築士資格取得者が減少している現状を踏まえ、士会連合会が2月に実施したもの。設計者・建築行政担当者164通、施工者158通の回答を得た。

日本建築士会連合会がまとめた意識調査の結果の一部。「施工系人材が『建築士』を取得することについてどう考えるか」という問いに対して、設計者・建築行政担当者の95%(上のグラフ)、施工者の94%(下のグラフ)が「望ましい」と回答した(資料:日本建築士会連合会の資料を基に日経アーキテクチュアが作成)
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 アンケート調査では、施工系人材が建築士資格を取得することについて、設計者・建築行政担当者の95%、施工者の94%が「望ましい」と回答した。

 士会連合会の成藤宣昌専務理事は「建築設計3団体で唯一、施工系の会員を抱えているのが建築士会だ。そうした立場から、施工系人材も建築士の知識・能力を持つべきではないかという問題意識を持っていた」と、調査の狙いについて説明する。

 調査結果については、「『施工者も建築士資格を取得することが望ましい』という回答が施工者側から寄せられることはある程度想定していた。だが、設計者の意識については、これまでデータがなかった。設計者も同様の考えであることを確認できたことがポイントだ」と話す。

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