北海道などで震度6弱以上の地震に見舞われる危険性が高まっている。政府の地震調査委員会が2018年6月26日に示した「全国地震動予測地図」の2018年版で明らかになった。

 下に示す地図は、今後30年間に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率を示したものだ。今回新たに評価した新千島海溝沿いのプレート間巨大地震の長期予測を反映させた結果、北海道南東部などで強い地震に見舞われるリスクが前年よりも高くなった。根室市が63%から78%、釧路市が47%から69%になるなど確率が大幅に上昇した。

 この地図は、18年1月1日時点で考慮し得る全ての地震の位置・規模・確率に基づいて、各地点がどの程度の確率でどの程度揺れるのかをまとめて計算。その分布を表示している。「今後30年以内に震度6弱以上の激しい揺れに見舞われる確率」などが示され、確率が高い場所ほど濃い赤色となり、確率が低くなると薄い黄色になる。

全国の地震予測地図。今後30年間に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率を示す。濃い赤色ほど発生確率が高い(資料:地震調査研究推進本部地震調査委員会)
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 地図は2005年から毎年、新たな研究結果を取り入れるなどして評価を改定しながら公表してきた。自治体や企業などにおける災害対策、市民レベルでの防災意識の向上に役立てるのが目的だ。

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