静岡県東部で2018年1月までの約1年間に、まきストーブや暖炉を設置した住宅で火災が相次いだ。消火に当たった駿東伊豆消防本部(消防本部)は注意を促している。

 例えば、伊東市内の2階建て住宅では17年12月、まきストーブの煙突が貫通している2階の天井回りと小屋裏が約18m2にわたって延焼(写真1事例1)。同市内の別の2階建て住宅と沼津市内の2階建て住宅でも、まきストーブの煙突を中心に2階の広い範囲が燃えた(写真1事例23)。

〔写真1〕煙突回りの躯体に延焼
事例1の伊東市内に建つ2階建て住宅では、2階の天井回りと小屋裏が約18m2延焼した。吹き抜けになった1階にまきストーブを設置していた。事例2の伊東市内に建つ別の築25年の2階建て住宅では、2階の約230m2が延焼した。事例3の沼津市内に建つ築34年以上の2階建て住宅は、2階が燃えた。1階に暖炉を設置し、コンクリート製の煙突をシャフトで覆っていた(提供:駿東伊豆消防本部)
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 さらに、規模は小さいものの、東伊豆町内の2階建て住宅では煙突回りの壁が0.25m2延焼(写真2事例4)。伊東市内の店舗併用住宅では、煙突の継ぎ目から炎が吹き出し、店内が煙に包まれるトラブルが起こった(写真2事例5)。

〔写真2〕接続箇所から発火
事例4の東伊豆町内に建つ築10年の2階建て住宅では、煙突回りの壁が0.25m2延焼した。事例5の伊東市内に建つ築18年の店舗併用住宅では、煙突の接続箇所から炎が吹き出した。煙突内にはタールがこびり付いていた(提供:駿東伊豆消防本部)
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