ソニーの「aibo(アイボ)」開発の舞台裏や随所に盛り込まれた独自技術などについて、開発チームに話を聞いたインタビュー連載の第4回。今回では、aiboに盛り込んだセンサー技術の特徴や、目に有機ELディスプレーを採用した理由を紹介する。インタビューに応じてくれたのは、主に商品企画を担当した松井直哉氏(同社 事業開発プラットフォーム AIロボティクスビジネス)、ハードウエア開発を担当した石橋秀則氏と荒木拓真氏(いずれも同グループ SR事業室 商品開発グループ)である。(聞き手=根津 禎、進藤 智則、内山 育海、構成=赤坂 麻実、写真=加藤 康)

aiboには非常にたくさんのセンサーが使われている。現在のセンサー構成はどのようにして決めたのか。

松井氏
(写真:加藤 康、以下同)

松井氏:まずは、室内の地図作成に向けたSLAM(Simultaneous Localization And Mapping)用のカメラや、距離画像を得るためのToF(Time of Flight)センサーなど、導入したいセンサーを先にリストアップしていった。その中から、コストや大きさ、実用性などを総合的に考慮して、aiboの主要なセンサーになりえないものを省いていった。

組み立て途中のaibo。写真の中央やや左寄りにあるのがSLAM用のカメラ
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