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木村岳史の極言暴論!

木村 岳史=日経 xTECH/日経コンピュータ
日経 xTECH

目次

  • 気色が悪い「顧客に寄り添う」をやめないSIerに再度警告する

     人月商売のITベンダーは「顧客に寄り添う」というフレーズが大好きだ。私からすると極めて気色悪い言葉なのだが、SIerだけでなく下請けITベンダーの経営幹部も口にするから、もはやIT業界のアイデンティティーと言ってよい。

  • そろそろCOBOL絶滅のシナリオを考えようか

     いやぁ、腰が抜けそうになった。日経 xTECHの調査で「社内にCOBOLを使ったシステムがある」との回答が6割を占めた。私は人月商売のベンダーから目の敵にされているほど「反COBOL」の急先鋒(せんぽう)だから、この結果は衝撃的だった。

  • 「ソフトウエアにカネを払えるか」と言ったIT部門、今も変わらず

     特にIT部門にいえることだが、日本企業のソフトウエアに対する理解が「ソフトウエアにカネを払えるか」と言い放っていた頃と、さほど変わっていないと気が付いた。IT部門に所属する読者から「ソフトウエアを一番理解している我々をつかまえて何を言う」と怒られそうだが、紛れもない事実である。

  • 技術者を甘やかす日本企業の愚かさ、人材不足で露見

     転職支援会社の人と酒を飲んだとき、その人が「日本の企業は技術者を甘やかし過ぎのような気がする」と言い出した。意味不明なのでポカンとしていると、その人は話を続けた。何でも「技術のことだけをやっていればよい」との条件で技術者を募集する企業が増えているらしい。

  • 恐るべき人月商売の感染力、現場のお役立ちツールと化す日本製ERP

     ERPを日本語では「統合基幹業務システム」と表記する。この表記を広めたメディアの責任でもあるが、私は常々、とんでもない言い換えだと思っている。ERPの本質を誤解させる恐れがあるからだ。ところが最近、さらにとんでもない事実に気が付いた。

  • 日本だけでバカ売れするRPA、愚かな結末を改めて警告する

     いやぁ、白旗を揚げたくなるような気分だ。問題点や将来のリスクを何度も指摘してきたが、もはや多勢に無勢。ITベンダーからは「木村さんが何と言おうと、大きな流れは止まりませんよ」と皮肉られる始末。「RPA、恐るべし」である。

  • SIerに「炎上マニア」のプロマネが存在する本当の理由

     世の中には変わった人が大勢いるが、まさかSIerのプロジェクトマネジャーの中に「炎上マニア」がいるとは思わなかった。開発プロジェクトが炎上した際、一丸となって火消しに向かう時の客との連帯感や乗り越えた達成感がたまらないのだそうだ。そして「炎上プロジェクトを経験しないプロマネは育たない」と言う。

  • 若手技術者が年収800万円を要求、怒った課長の非常識さ

     「優秀なプログラマーを採用しようとした某企業。応募してきた若手技術者に『年収800万円以上なら就職してもよい』と言われ、面接官の課長は『私の給与よりはるかに高い』と怒ったそうだ」。Twitterでそんな話をつぶやいたら大反響があった。まさに日本の常識は世界の非常識である。

  • 厚労省の統計不正が示す、IT劣等国ニッポンの惨状

     官民の不正が相次いだので大概のことには驚かないが、厚生労働省の毎月勤労統計の不適切調査には心底驚いた。なんせ統計だぞ。調査報告書にはシステムに関する問題点も指摘しているというので読んでみたら、またまた驚いた。厚労省だけでなく企業などでの「あるある話」が記述されていたからだ。

  • 続・下請けベンダー化したSIer、世間知らずは顧客色に染まる

     前回の「極言暴論」で「SIerの下請けベンダー化」を指摘したところ、Twitterなどを通じて多くのコメントが寄せられた。特に「SIerの組織は大口客単位の完全な縦割り」「残業量は客次第。ホワイト職場とブラック職場が一企業に併存する」との指摘は参考になった。今回は問題をさらに掘り下げよう。

  • 下請けベンダー化したSIer、パートナー戦略の無残な帰結

     なぜSIerはユーザー企業にまともな提案ができず、単なるご用聞きになってしまうのか。この問題は「極言暴論」で何度も取り上げてきた。だが最近、問題の本質的な原因について見落としていたことに気が付いた。不明の至りである。

  • はびこる自前主義の残りかす、日本企業のIT活用の悲惨

     読者は不思議に思ったことはないだろうか。ユーザー企業のシステム開発の「丸投げ」とITベンダーの「ご用聞き」は本来なら相いれない。だってそうだろう。よく考えてほしい。両者とも「システムをどう作るかはあなた任せ」と言っているわけだから。

  • 求む!ジョブズ級、日本企業のDXがお花畑の理由

     いいかげんに目を覚ましたほうがよい。というか、多くの企業が既に気付いているはずだ。「こんなことをやっていても先はない。無意味だ」との声も聞こえてきているぞ。何のことかというと、日本企業のデジタルの取り組みだ。とっとと今やっていることを破棄して、ゼロから考え直したほうがよい。

  • 経営者はパソコンなんか使わないぞ、技術者の時代錯誤に驚く

     いやぁ、随分笑わせてもらった。何の話かというと、経団連会長とサイバーセキュリティー担当大臣が「パソコンを使えないのか」と騒ぎになった例の件だ。言っておくが、経団連会長や大臣が笑いの対象ではないぞ。騒いでいる人たちを笑ったのだ。あんたら、一体いつの時代の人やねん!

  • コンサルできないSIer、「人材がいない」と嘆く社長はアホウ

     「なぜコンサルタントは顧客でもない企業の経営者に面会できるのか」。人月商売のITベンダーの経営者に会ったとき、私がよく問いかけた質問だ。人月商売、ご用聞き商売では先が無いといった話題になったとき、話の流れでこう質問してみるわけだ。

  • ソフト開発の単価は高すぎ、人月商売の生き残り策を伝授する

     日本のIT業界について、私がいつも問題にしているのは、ご用聞き商売であること、人月商売であること、世界に類を見ない多重下請け構造であることの3つだ。だが人月商売については、それ自体が問題であるとは思っていない。「木村は変節したのか!」と非難されそうだが、その訳を説明しよう。

  • IT業界を強制終了せよ、日本の全体最適に不可欠だ

     記事タイトルを見て「何を言ってんだ」と怒りを覚えた読者のうち、一部の人たちにはあらかじめおわびしておきたい。ここで言うIT業界はあなた方が所属している健全なIT業界を指してはいない。強制終了させるべきはSIerを頂点とする不健全なIT業界である。

  • サマータイム騒動終了、政治家や経営者にITを学ばせる手は

     突如浮上したサマータイム導入を巡るドタバタ劇がようやく終了した。自民党が関連法案の国会提出を見送ると決めたのだ。その理由は広範な領域でシステム改修が必要となり、2年以内に実現するのは困難というものらしいが、最初から分かりきっていたことである。

  • 「デジタル」が大嫌いなITの権威たち、気持ちは分かるが愚かだ

     デジタルの時代になろうとしているが、不思議なもので「デジタル」という言葉が大嫌いなIT関係者が大勢いる。彼らはCIOであったり、コンサルタントであったり、気鋭の若手技術者であったりする。そんな立派な方々に失礼ではあるが、もはや時代に取り残されている愚か者だと言うしかない。

  • 栄光のIT企業が人月商売の元締めに落ちぶれた理由

     「木村さんはいつも『ERPやクラウドを導入せよ』と言っているが、それは外資系ベンダーを利するだけ」。最近、大手SIerの経営幹部にそう言われた。私からすれば「何言ってんの、このオッサン!」である。極めて不愉快な発言だ。

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