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ニュース解説:土木

日経 xTECH/日経コンストラクション
日経 xTECH

目次

  • 橋やトンネルなど8万カ所で早期修繕が必要、着手済みはまだ2割

     国土交通省や自治体、高速道路会社が管理する橋梁やトンネルなど約77万カ所の道路施設のうち、5年以内に修繕が必要な施設が約8万カ所に上ることが分かった。そのうち、約6万カ所が修繕に着手できていない。

  • 中部横断道でまた開通延期、活断層付近の脆弱地盤で工事難航

     

     国土交通省甲府河川国道事務所が建設を進めている中部横断自動車道で、想定以上にもろい地盤などの影響で工事が難航し、開通時期の延期が相次いでいる。

  • 温暖化見越して想定降雨量を1.1倍に、60年ぶりの治水方針転換

     国土交通省の有識者検討会は、地球温暖化による将来の気温上昇を踏まえて、治水計画の前提となる降雨量を現在の1.1倍程度に見直すよう求める提言を取りまとめた。2040年ごろまでに平均気温が現在より2℃ほど上がると想定して降雨量などを試算した。

  • リアルタイムで地中の杭を“見る”技術、将来は3次元CADと連携も

     建設機械を開発・製造する技研製作所は、リアルタイムで杭の施工状況を自動計測して品質管理する技術を開発した。自動計測した杭の実測値はCADの施工図にも反映できる。将来は3次元CADと連携して、建築物を維持管理する際のデータとして活用する。

  • 首都高小松川JCTが年内開通へ、立体交差の2路線を連結路で結ぶ

     立体交差して相互に行き来できなかった首都高速道路の中央環状線と小松川線を結ぶ小松川ジャンクション(JCT)が、2019年12月までに開通することになった。これまで20年3月までの開通を目指してきたが、工事が想定より順調に進んだため、開通時期を早めた。

  • 0次谷発見のセンスを受け継いだAI、2週間の地形判読作業が5分に

     応用地質は、みずほ情報総研(東京・千代田)、インキュビット(東京・渋谷)と共同で、地形図から潜在的な土砂災害の危険箇所を抽出するAI(人工知能)モデルを開発した。熟練の地質技術者が地形図などから判読するのに2週間ほどかかっていた範囲であれば、AIモデルは約5分で抽出できる。

  • 都道府県の4割が国の低入基準を活用、全建調査

     極端に安い価格の落札を防ぐ低入札価格調査制度の運用で、国などが2019年3月に定めた最新の算定式(モデル)を導入している都道府県が全体の4割近くを占めることが、全国建設業協会(全建)の調査で分かった。

  • 水中ロボの試験用水槽が沈下、鋼矢板引き抜きで

     福島県が南相馬市に整備している研究開発拠点「福島ロボットテストフィールド」(福島RTF)で、水中ロボットの試験に使う大型水槽が15mmほど沈下したことが分かった。水槽の完成後、周りを囲っていた土留めの鋼矢板を半数ほど引き抜いた段階で沈下した。引き抜きで生じた隙間に土砂などが入り込んだことが原因とみ…

  • インフラ・防災分野の技術革新に35億円、内閣府の投資拡大プログラム

     建設分野で進むi-Constructionなどの先進的な取り組みを、内閣府が官民研究開発投資拡大プログラム(PRISM)で支援している。2019年度は、インフラや防災に関する領域に前年度より約4%多い35億3200万円を配分した。構造物や地盤の情報に位置情報を加えて地図にひも付ける「インフラ・デー…

  • 建設現場で異業種連携、25件の技術で開発後押し

     国土交通省は、建設現場の生産性を向上させる新技術の導入に向けて、2019年度に直轄の現場などで試行する技術25件を決定した。3次元データや映像を活用して施工の生産性を向上させる技術を13件、監督や検査などの品質管理を効率化する技術を12件選んだ。

  • 一時休工や工事車両のルート変更、建設現場も五輪渋滞対策

     2020年東京五輪・パラリンピックまであと1年となったタイミングで、東京都と国土交通省が会期中に実施する予定の渋滞対策を試行している。建設関係では、工事車両のルート変更や現場への夜間入場、工事の一時休止などを、都や国交省の発注工事で実施する。

  • 埋め立て地の陥没で香川県に2.7億円の賠償請求、クレーン大手タダノ

     建設用クレーン大手のタダノは、香川県から購入した埋め立て地の地盤が陥没したのは県の施工に不備があったからだとして、県を相手取り2億7280万円の損害賠償を求めて高松地裁に提訴した。

  • 暑さで傾いたワイヤ式防護柵、床版に直接定着へ

     高速道路の対面通行区間の橋梁上で、センターラインに設置したワイヤロープ式防護柵が相次いで傾いた。支柱を固定するアスファルト舗装の耐力が、暑さで低下したことが原因だ。正面衝突防止のために同防護柵の導入を推進している国土交通省は、床版に直接、コンクリート基礎を打設して支柱を立てる新たな定着方法を開発し…

  • 高速道路を実証フィールドに、中日本高速がオープンイノベーション

     中日本高速道路会社は、高速道路の保全やサービスに関して、幅広い分野の企業や大学と組んで技術革新を目指す「オープンイノベーション」の場となる新組織を立ち上げる。人工知能(AI)やIoT(モノのインターネット)、ビッグデータなどの知見を高速道路の維持管理に取り込む考えだ

  • 大雨で舗装が隆起、マンホールから空気噴出か

     京都市内の交差点で2019年7月23日、マンホールから噴出した空気の影響とみられる地盤の隆起で、舗装が延長約15mにわたって損傷した。当日の大雨で、付近の下水道に雨水が急激に流入して管内の空気圧が高まり、マンホールの躯体と鉄蓋の接続部から噴き出したようだ。

  • コンクリートをたたいてAIが変状を見抜く、5段階で健全度を判定

     応用地質は、トンネルなどのコンクリートの健全度をAI(人工知能)で判定するシステムを開発した。点検箇所をハンマーでたたく「打音検査」で生じる波形を解析し、劣化や浮きなどの変状を評価できる。国土交通省が道路トンネル定期点検要領で定める判定区分に沿って自動で分類する。自治体などの点検の負担を減らす。

  • 「寿命は理論上2000年」、超高耐久のPC桁

     三井住友建設は、ひび割れの原因となる収縮がほぼゼロのコンクリート「サスティンクリート」と、腐食しないアラミド繊維強化プラスチック(FRP)ロッドの緊張材とを使った超高耐久のプレストレスト・コンクリート(PC)桁を造った。同社の開発担当者は、「理論上は2000年近く耐えられる。これだけ耐久性を高めら…

  • 清水建設が500億円投じて作業船建造、洋上風力市場に参入

     清水建設は2019年7月24日、洋上風力発電施設を施工する世界最大級の作業船の建造に着手すると発表した。投資額は約500億円で、22年10月に完成する予定だ。同社はこれを足掛かりに再生可能エネルギー事業を拡大していく。

  • 北海道新幹線でトンネル着工半年遅れ、掘削土受け入れ地見つからず

     2030年度末に札幌延伸を予定している北海道新幹線の札樽(さっそん)トンネル工事で、掘削土の受け入れ地が確保できず、着工が半年以上遅れている。建設を担当する鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)は「19年中に受け入れ地が見つからなければ30年度末の開業に支障が出る恐れがある」としている。

  • ボーリング調査でトンネル貫通、使用した地図に誤りか

     ボーリング調査中の掘削機が2019年7月11日にJR長崎線のトンネルを貫通した事故で、発注者の鉄道建設・運輸施設整備支援機構が参考にした地図に誤りがあった可能性が高いことが分かった。地図上では調査地点がトンネルと離れていたため、機構はJR九州から詳細な図面を取り寄せて確認していなかった。

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