台湾北東部・宜蘭県(ぎらんけん)の漁港内で2019年10月1日朝、鋼製アーチ橋が突然崩落した。崩れた橋や通行していたタンクローリーが、桁下で停泊していた漁船に直撃。少なくとも4人が死亡、10人が負傷した。巻き込まれた人々の捜索活動が続いている。

鋼製アーチ橋崩落の瞬間
(動画:海巡署長室)
鋼製アーチ橋崩落の瞬間(別アングル)
(動画:海巡署)
2019年10月1日に崩落した「南方澳跨港大橋」。橋桁の大部分が水の中に沈んでいる(写真:蘇澳鎮公所)
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 崩落した「南方澳跨港大橋(なんぽうおうここうだいきょう)」は、漁港の敷地内に架かる鋼製の交差型単弦アーチ橋。1本のアーチが橋台に向かって2つに分かれる世界的にも珍しい構造を持つ。橋は長さ140m、幅15m、高さ18mで、海面からアーチの頂上までの標準的な高さは47.5mだった。

 設計と施工はいずれも現地企業で、設計を亞新工程顧問(MAA)、施工を立永営造が手掛けた。台湾政府の補助事業として、県農業局が1998年6月に建設した。総工費は2億7000万台湾元(約9億4000万円)。

崩落前の「南方澳跨港大橋」。夜間はライトアップされ、観光名所の1つとなっていた(写真:宜蘭県政府)
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(写真:宜蘭県政府)
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