国土交通省甲府河川国道事務所が建設を進めている中部横断自動車道で、想定以上にもろい地盤などの影響で工事が難航し、開通時期の延期が相次いでいる。

想定以上にもろい地盤の影響で、トンネル内で崩落が発生した。写真は2017年7月撮影(写真:国土交通省甲府河川国道事務所)

 国交省は2019年8月7日に地元自治体と開いた連絡調整会議で、19年夏ごろを予定していた南部インターチェンジ(IC)―富沢IC間(延長6.7km)の開通時期を同年11月に変更すると発表した。

 同区間の開通時期の見直しは3回目。当初の13年6月に17年度内としていた開通時期を、16年11月に18年度内、18年7月に19年夏ごろへと2回変更している。

 国交省は今回の変更について、「地滑り発生の恐れがある法面で、切り土工事を慎重に進めたため時間がかかった」(甲府河川国道事務所の香田晃宏計画課長)と説明する。

南部IC―富沢IC間では、地滑り発生の恐れのある法面の切り土工事で、計測箇所を増やして変位を計測しながら、慎重に施工を進めたという(資料:国土交通省甲府河川国道事務所)
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中部横断自動車道の増穂IC-新清水JCT間の開通見通し(資料:国土交通省甲府河川国道事務所)
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