補修後のエコクリーンプラザみやざきの浸出水調整池。補修工事は、訴訟と無関係の不動テトラ・西條組・五幸建設JVが担当した(写真:宮崎県環境整備公社)
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 宮崎市内の廃棄物処理施設で発生した地盤沈下による水槽破損などを巡る訴訟で、福岡高裁宮崎支部は2019年6月28日、約11億円の賠償を設計者のエイト日本技術開発だけに命じた一審判決を支持し、同社などの控訴を棄却した。施工者の三井住友建設・吉原建設・竹盛工務店JVの賠償責任は再び否定した。

 廃棄物処理施設「エコクリーンプラザみやざき」では、15年11月の本格稼働の前から、盛り土地盤の不同沈下で浸出水調整池の水槽に亀裂が生じるなどの不具合が起こっていた。発注者の宮崎県環境整備公社は、エイト日技が基礎の設計で沈下リスクへの対応を誤ったほか、三井住友JVの盛り土施工もずさんだったとして、両者に約19億円の損害賠償を請求する訴訟を起こした。

 一審の宮崎地裁は17年5月、公社が提訴した時には時効で賠償請求権を失っていたとするエイト日技の主張を退け、同社だけに賠償を命じた。この判決に対し、エイト日技と公社の双方が控訴した。

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