東京電力パワーグリッド(東京・千代田)は、山間部の送電線工事の際に、大型の重機や資材をドローンで運搬する技術の開発に取り組んでいる。2019年5月~6月に、福島ロボットテストフィールドで実証実験を行い、運用面や安全面を評価する予定だ。小型のドローンで積載量10kgの資材運搬から実験を始めて、積載量を段階的に引き上げ、最終的には1tの大型重量物の運搬を目指す。

ドローンで大型の重機や資材を運ぶイメージ(資料:東京電力パワーグリッド)
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 ドローンの機体中央から放射状に配置された複数の回転翼を、同時にバランスよく回転することで飛行するマルチローター技術を使う。運搬する対象は、鉄塔材の他、送電線に付属する絶縁体「がいし」やスペーサーといった器具、残土や重機などを想定している。

 これらをヘリコプター輸送と同様に、「もっこ」というネットなどに入れ、落下防止対策を講じたうえで運搬する方法を検討している。加えて、より安全な運び方がないか、実証実験で色々な方法を検証する。

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