国土交通省は、2019年4月から始まる建設技能者のデータベース「建設キャリアアップシステム(CCUS)」の本運用に併せて、個人を識別するICカードを各技能者に配布する。カードは、保有者の技能レベルに応じて金、銀、青、白の4色に分ける。

 レベル分けの基準は、専門工事業団体などが工種ごとに設定する。国交省が能力評価制度の枠組みを示した告示と、レベル分けの詳細なルールを示したガイドラインを18年度内に公表する。

建設技能者の能力評価制度の概要
建設キャリアアップシステムに蓄積された就業履歴や保有資格を基に、技能者の能力を4段階で評価する(資料:国土交通省)
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 同省が3月6日に開いた「専門工事企業の施工能力の見える化等に関する検討会」で、CCUSの情報を活用した技能者の能力評価制度と専門工事会社の施工能力評価制度について評価基準や運用スケジュールを示した。

 技能者の能力評価制度では、CCUSに蓄積された就労履歴や保有資格を基に、技能者を4段階でレベル分けする。国交省は4月から、工種ごとに作成した評価基準の申請を専門工事業団体などから受け付ける。基準が認定された後、技能者が専門工事業団体に能力評価を申請すると、4段階のレベルに応じて色分けされたICカードが交付される。

 CCUSを運用する建設業振興基金は18年4月から登録申請を受け付けているが、評価基準の認定が行われていない現在は、レベル4に相当する登録基幹技能者と、レベル1として扱われるその他の技能者の2種類に分けてICカードを交付している。レベル3またはレベル2に該当する技能者は再度、カードの交付を申請する必要がある。

建設技能者の能力評価制度の運用方法
専門工事業団体が工種ごとに能力評価の基準を作成して、国土交通省に申請する(資料:国土交通省)
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