技術士第二次試験の2018年度の筆記試験で、建設部門の合格率は6.6%と17年度の13.8%から急落し、過去最低を記録した。受験者数は17年度が1万4248人、18年度が1万4175人とほぼ同じだったが、合格者は1971人から934人へと半分以下に減少した。18年11月6日に文部科学省が発表した。

■建設部門の合格率の推移
文部科学省の資料を基に作成。18年度の最終合格率(*)は改正後の傾向から口頭試験の合格率を90%と仮定した場合の数値
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 合格率が大幅に下がったのは、「必須科目」である択一式試験の難易度が大幅に上がったことが原因のようだ。択一式の結果が合格基準に達しなかった場合は「足切り」され、記述式の採点を受けられないが、18年度は足切りされた受験者が例年よりかなり多かったとみられる。

 一方、総合技術監理部門の筆記試験の合格者も6.6%と、こちらも過去最低。15年度に22.9%を記録した以降は年々下落し、わずか3年で3分の1以下に落ち込んだ。

 なお、選択科目ごとの合格率は発表されていない。日経コンストラクションでは毎年、技術士試験の動向に詳しい5Doors’(名古屋市)の堀与志男代表取締役に科目ごとの合格率の推定を依頼しているが、その結果は後日、掲載する予定だ。

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