山梨県が進めている球技場の芝張り替え工事で、維持管理上の都合で一部をアスファルト舗装に変更したものの、競技団体から指摘を受け2000万円かけて芝に戻すことになった。10月4日に、芝に戻す追加工事に着手した。

 球技場を所管する県教育委員会は発注担当の県都市計画課に対し、当初から全面芝のままの張り替えを依頼しており、着工までアスファルトへの変更は知らなかったと主張。一方、都市計画課は、変更は適切だったとしている。

山梨県が芝を張り替えている富士北麓公園(富士吉田市)の球技場。写真左手前の舗装箇所を芝生に戻す予定だ(写真:山梨県)
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 問題が発覚したのは、富士吉田市にある富士北麓公園の球技場。面積1万2320m2の全面天然芝の屋外グラウンドを中心とする施設だ。主な用途はラグビーとサッカーで、2019年9月~11月に開催されるラグビーワールドカップ(W杯)日本大会では、フランス代表チームがキャンプ地として利用を予定している。

 教育委員会はW杯での利用に備え、グラウンドの芝をスポーツ向けに開発された品種に張り替える改修工事を計画。都市計画課に工事発注を依頼した際、張り替え後も全面芝とすることを書面に明記したという。

 一方、都市計画課は全面芝での張り替えを依頼されたかどうかについて明らかにしていない。県の対策部会が事実関係を調査しており、10月中をめどに解明する予定だ。

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