東証1部に上場していた中堅建設会社を傘下に収めるなど、急激に業容を拡大してきた建設会社が経営破綻した。

 埼玉県を地盤に事業を全国的に展開するエム・テック(東京都中央区、登記上はさいたま市)が10月1日、東京地裁に民事再生法の適用を申請した。民間信用調査会社によると、負債額は2017年7月期末で約150億円。

エム・テックが入居する東京都中央区のビル(写真:日経コンストラクション)
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 エム・テックの設立は1988年。プレストレスト・コンクリート(PC)橋の施工を得意とし、官公庁工事を中心に受注を拡大。2009年には、05年9月に民事再生法を申請した東証1部上場(当時)の勝村建設を傘下に収め、同社が抱えていた一般土木工事や建築工事を取り込み、業容を拡大した。17年7月期決算では単体売上高が244億2700万円と、10年ほどの間に売り上げが約3倍に急増した。

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