佐賀県玄海町が発注した橋の上部工事で、設計図書に鋼材の数量ミスがあり、施工者と契約した工事費が過大になっていたことが分かった。町は約5100万円減額するよう施工者との契約を変更した。資材を発注する前だったので、施工者に損失は生じていないという。町が9月10日、町議会で明らかにした。

橋を架ける「藤ノ平ダム」(写真:玄海町)
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 ミスがあったのは、昨年5月に契約した「町道長倉藤平線橋梁上部工工事」。農業用の「藤ノ平ダム」の湖上に橋長155m、幅11mのプレストレスト・コンクリート(PC)2径間連続ラーメン箱桁橋を架ける。当初の契約金額は9億2664万円で、工期は2019年3月4日まで。

 施工者が現場入りする前に設計を照査している際、ミスに気付いた。指摘を受けた玄海町が詳細設計を担当した大手建設コンサルタントに確認すると、箱桁にポストテンションを加えるPCケーブルの数量をパソコンに入力する際、一部で「1」とすべきところを「2」と入力したために二重計上になったことが分かった。

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