新東名高速道路のうち、断続的に4車線(片側2車線)で供用している静岡県内の延長145kmを全て6車線にすることが決まった。調整が済んだ箇所から順次、工事に着手する。工期は約2年、事業費は約900億円を見込む。国土交通大臣が8月10日、中日本高速道路会社が申請していた6車線化事業を許可した。

新東名高速道路と新名神高速道路の車線数
(資料:国土交通省)
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新東名高速道路と新名神高速道路の6車線への対応状況
(資料:国土交通省)
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 対象は御殿場ジャンクション(JCT)―浜松いなさJCT間。新東名は当初、6車線で計画していたが、国土開発幹線自動車道建設会議の審議を受け、建設コスト削減のため2004年に暫定4車線に変更した経緯がある。しかし、今回6車線化が決まった静岡県内の区間は、既に工事が進んでいたため全線を6車線の構造で建設した。

 この区間のうち38%に当たる約55kmは現在、付加車線を設定して6車線で運用している。残る区間には、道路脇の斜面を切り土する必要がある箇所もあるが、ほとんどがラバーポールの撤去や区画線の変更、舗装の打ち替えなどで対処できる。

左がラバーポールの設置箇所で、右は6車線化に向けて切り土が必要になる箇所(資料:国土交通省)
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