JR桃太郎線(吉備線)の大安寺駅(岡山市北区)付近の踏切を通過する列車。LRT化の主な目的の1つは踏切の削減だ(写真:JR西日本)
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 JR西日本は岡山市、岡山県総社市と共同で、両市を結ぶJR桃太郎線(吉備線)を改修してLRT(次世代型路面電車)とすることを目指す。主な狙いの1つは踏切を削減し、線路と交差する道路の渋滞を緩和することだ。3者が4月4日、LRT化の基本計画を作成することで合意した。

■路線図と沿線の人口分布
(資料:岡山市)
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 桃太郎線は延長20.4kmで、岡山市に通じる通勤・通学路線であるとともに、沿線に古社や史跡が点在する観光路線の役割も担う。全区間が単線非電化で利便性が低く、駅のバリアフリー化も遅れている。踏切が道路の交差点に近接して、渋滞を助長している箇所もある。

 JR西日本は2003年、桃太郎線を自社路線として残しながら、岡山市と総社市が費用を一部負担して電化し、LRTとする構想を両市に提案した。費用分担などを巡って協議は長期化したものの、今年4月4日に開いた3者会議で折り合いが付き、実現に向けて大きく前進した。

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