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ニュース解説:土木

日経 xTECH/日経コンストラクション
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目次

  • 施工契約後に5100万円減額、設計で数量ミス

     佐賀県玄海町が発注した橋の上部工事で、設計図書に鋼材の数量ミスがあり、施工者と契約した工事費が過大になっていたことが分かった。町は約5100万円減額するよう施工者との契約を変更した。

  • リニア談合で大林に2億円求刑、弁護側は“自首”の功績を主張

     東京地方裁判所で9月13日に開かれたリニア中央新幹線を巡る談合事件の裁判で、検察は大林組に2億円の罰金を求刑した。大林組は独占禁止法の違反を認める一方で、捜査に全面協力したことなどの情状を加味するよう求めた。

  • 深さ90cmの側溝に女性転落、福島市に4500万円賠償命令

     福島市の市道を日没後に自転車を押して歩いていた女性(当時78歳)が、深さ最大約90cmの側溝に転落してけがを負った事故を巡り、市に慰謝料や介護費用など約1億4000万円の損害賠償を求めた訴訟で、福島地裁は9月11日、市に約4500万円の支払いを命じた。

  • 海外コンサル受注が3年ぶり減少、1件当たりは過去最高

     国際建設技術協会が9月6日に公表した調査結果によると、日本の建設コンサルタント会社の2017年度海外受注は前年度比10.5%減の計1232億8000万円と3年ぶりに減少した。

  • 架設中の橋桁がバランス崩し落下、接触した2人負傷

     長崎県諫早市の橋の建設現場で8月29日午前9時ごろ、クレーンで吊った橋桁がバランスを崩し、橋脚上にいた作業員2人に接触して落下した。2人はともに負傷。橋桁は約6m下の道路上で中央付近が折れた状態で見つかった。

  • スパン長18mでトンネル覆工を高速打設

     奥村組はテクノプロ(兵庫県明石市)、北陸鋼産(富山県滑川市)と共同で、山岳トンネルの覆工コンクリートの打設に従来の2倍近いスパン長の移動式型枠(セントル)を使って高速打設するシステムを開発した。覆工の施工速度を月進200m以上に押し上げる。

  • 老朽橋の修繕着手に深刻な遅れ、点検は予定通り

     定期点検は予定通りだが、修繕に大幅な遅れ――。全国の道路構造物の維持管理状況をまとめた「道路メンテナンス年報」によると、2014年度の定期点検で「早期に措置が必要」などと判定された橋のうち、19年度末時点で修繕に着手した橋が2割程度にとどまることが分かった。

  • 北陸新幹線もフリーゲージ断念、残るは在来線同士

     国土交通省は8月27日、在来線と直通運転できるフリーゲージトレイン(軌間可変電車)を北陸新幹線に導入するのは困難とする検討結果を与党の委員会に報告した。今年7月には九州新幹線長崎ルートへの導入も断念しており、新幹線への採用の可能性が全て途絶えた。

  • 水害対策に予算33%増、国交省概算要求

     国土交通省は8月29日、公共事業関係費を18年度当初予算比で19%増などとする2019年度予算の概算要求を発表した。7月の西日本豪雨に伴う水害対策や物流ネットワーク強化などの予算を大幅に増やすよう求めている。

  • 配筋検査の時間を半減、3Dデータと現物を自動比較

     大林組は米国のSRIインターナショナルと共同で、配筋検査の時間を従来よりも25~50%削減する次世代型の自動品質検査システムを開発した。2019年度に現場への導入を目指す。

  • ジェノバの橋崩落、異例のPC斜材が一因か

     イタリアのジェノバで起こった橋の崩落で、構造上の問題や維持管理の不備が指摘されている。43人が死亡した事故の原因は8月14日の発生から2週間以上たっても明らかになっていないが、斜材にプレストレスト・コンクリート(PC)を用いた異例の構造形式が一因だった可能性が高い。

  • 「無降雨時崩壊」の危険斜面を抽出へ、国交省

     国土交通省国土技術政策総合研究所と九州地方整備局は共同で、降雨がない中で斜面が突然崩壊する「無降雨時崩壊」の発生メカニズムや危険な斜面を抽出する研究に乗り出す。

  • 「重要物流道路」は国際標準の大型車対応、構造令改正へ

     国土交通省は、今年3月の道路法改正で新設した「重要物流道路」制度を始めるに当たり、国際標準の大型トレーラーに対応できる高さを求めるなど道路構造令や道路法施行令を改正する。

  • 採掘現場に遺跡、建設会社「調査費高すぎ」と一部負担拒否

     宮城県山元町の犬塚遺跡で土砂を採取する建設会社が、事前の発掘調査で町から計1億円近い費用を求められたことに対し、一部の支払いを「高すぎる」として拒否している。

  • 提出書類減らして生産性向上、都がモデル工事

     東京都建設局は、工事受注者の書類作成の負担を軽減するため、9月に公告する河川工事で書類削減のモデル工事を試行する。都はこれまで提出書類処理基準の見直しで書類削減を図っていたが、モデル工事を実施するのは初めて。

  • ガードレールの柱脚を不織布で防食、曲げ荷重は2倍強に

     小泉製麻(神戸市)は、標識や照明などの柱脚を高強力な不織布で防食する「NEac(ネアック)工法」を開発した。現場での材料の加工が不要で、炭素繊維巻き立て工法などと比べてコストや工期を抑えられる。

  • 建設業の4割「下請けいじめ」経験、製造業上回る

     総務省の調査で、建設業では下請け会社の43.4%が発注元から代金を不当に減額されるなど「下請けいじめ」を受けていることが分かった。製造業の26.9%を大幅に上回っている。

  • 新東名の静岡区間を6車線化、事業費900億円

     新東名高速道路のうち、断続的に4車線(片側2車線)で供用している静岡県内の延長145kmを全て6車線にすることが決まった。工期は約2年、事業費は約900億円を見込む。

  • 鬼怒川氾濫で国に3億円賠償請求、住民ら「河川行政に不備」

     2015年9月の関東・東北豪雨による鬼怒川の氾濫で浸水被害を受けた住民らが、国の河川行政に不備があったとして3億3000万円の賠償を求めて国を提訴した。国家賠償法の時効となる18年9月を前に、8月7日に水戸地裁に訴状を提出した。

  • 技能者データベース開始を半年延期、来年4月から

     建設技能者の就業履歴や保有資格をデータベースに蓄積する「建設キャリアアップシステム」の開発に遅れが生じたため、運用開始が当初予定の2018年10月から19年4月に延期された。同システムを運営する建設業振興基金が8月10日に明らかにした。

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