グーグルが21億ドルでフィットビット買収、“あのセンサー”活用で「アップル越え」なるか

2019/11/06 05:00
根津 禎=シリコンバレー支局

 米グーグルは2019年11月1日(現地時間)、活動量計やスマートウオッチなどのウエアラブル機器を手掛ける米フィットビットを買収することを明らかにした(グーグルの公式ブログ)。フィットビットによれば、一株当たり7.35米ドルの評価で、総額約21億ドル(1米ドル=108円換算で、約2268億円)に達する(フィットビットの発表資料)。以前からグーグルによるフィットビット買収が噂されており、それが実現した形である。

 フィットビットは、フィットネス/ヘルスケア向けウエアラブル機器を手掛ける企業としては「老舗」の部類に入る(関連記事)。主に、手首に巻く腕輪型や腕時計型のウエアラブル機器を通じて心拍数や睡眠状態などの各種データを収集。それらを専用アプリで管理することで、健康の維持や向上に活かす。

フィットビットのスマートウオッチ「Fitbit Versa ライトエディション」(撮影:日経 xTECH)
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 フィットビットによれば、累計で1億台以上のウエアラブル機器を販売し、数百万のアクティブユーザーを抱えるという。すなわち、健康の維持や向上に活かせる膨大なデータを有しており、この点にグーグルは着目したとみられる。ただし、フィットビットによれば、買収された後も、個人情報を販売しないという方針を貫くとしている。加えて、取得した健康データなどをグーグルの広告には利用しないとする。

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