アニメ界の「ネットフリックス」が人気沸騰、5000万人の海外オタクを魅了

クランチロールを知らずして(前編)

2019/10/08 10:14
根津 禎=シリコンバレー支局

 日本のアニメーションを中心とするコンテンツ配信基盤(プラットフォーム)「クランチロール(Crunchyroll)」が急成長している。英語やフランス語など8言語に対応し、対象の国や地域は200超。無料会員数は2019年8月時点で5000万人、有料会員数は200万人に達した。視聴できるアニメ作品の数は1000タイトル以上で、3万エピソードを超え、「世界で最も大きなアニメライブラリー」を称する。日本アニメのファン(愛好者)は世界中におり、米ネットフリックスといった動画配信業界でも、「キラーコンテンツ」の1つとして日本アニメと位置付けられている。だが、「OTAKU(オタク)」と呼ばれるような日本アニメの海外ファンにとって、ネットフリックスよりもむしろクランチロールの方がなじみがあるだろう。

 クランチロールを運営する米Ellationは、「アニメファンが喜ぶサービスを全方位で展開していく」(同社 Head of MarketingのJulia Renda氏)ことを掲げており、映像配信にとどまらない。漫画やゲーム、キャラクターグッズなども手掛けており、米国を中心にOTAKUの一大プラットフォームになっている。

クランチロールの無料会員数は5000万人、有料会員数は200万人に達した。2019年8月30日~9月1日に開催された「Crunchyroll Expo 2019」での発表イベントの様子(撮影:日経 xTECH)
クリックすると拡大した画像が開きます

この先は日経 xTECH有料会員の登録が必要です。

お知らせ

ピックアップPR

もっと見る

記事ランキング