米テスラ(Tesla)は、2019年第1四半期(2019年1~3月)の業績を4月24日(現地時間)に発表した。売上高は約45億4146万米ドルと前年同期比で約33%増ながら、純損失は約7億213万米ドルと赤字になった。主力の電気自動車(EV)「Model 3」の中国や欧州といった米国外への出荷が遅れて19年第2四半期にずれ込んだほか、事業改革などにコストがかさんだこと、「Model S」や「Model X」に対して実施した価格改定などを原因として挙げた。今後は、Model 3の生産効率向上によるコスト削減などで業績回復を狙う。

Teslaの決算発表資料をキャプチャーしたもの
(図:Tesla)
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 2019年第1四半期内に製造したModel 3の数は、6万2975台と、前年同期比で約545%増となった。2018年第4四半期(2018年10~12月)に比べて約3%増加した。さらに、米国でのModel 3の平均販売価格(ASP)は堅調だという。2019年第1四半期の注文の大部分は、基本モデルよりも高価な航続距離が長いモデルや4輪駆動モデルで、かつ「オートパイロット」機能をオプションで選択するユーザーが増えていることが背景にある。

 一方で、Model SとModel Xの製造台数は、前年同期比で約43%減の1万4163台で、2018年第4四半期に比べても約44%減った。季節要因による需要減や、EVに対する税控除額の削減などを理由に挙げる。値下げによる需要増に対して、納車が間に合わず、販売機会を逸したことも一因とする。

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