2018年11月、筆者は新iPad Proを購入した。筆者にとって3台目のiPad Proになる。

 購入したのは2018年11月7日に発売された新モデルで、2015年に発売された第1世代、2017年に発売された第2世代に続く「第3世代」に当たる。今回は11インチモデルと12.9インチモデルの2種類のサイズが登場したが、選んだのは12.9インチモデルのほうだ。

左から第1世代12.9インチモデル、第3世代12.9インチモデル、第2世代10.5インチモデル(筆者撮影、以下同じ)
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 2015年に第1世代のiPad Proを購入した際は大画面の12.9インチモデルを選択したが、結構な重さと大きさで、日常的に持ち歩いたり手で取り回したりするのに苦労した。そこで2017年に購入した第2世代品は10.5インチモデルを選択した。

 第2世代の10.5インチモデルは様々な用途に使っているが、主な利用方法は取材ノートだ。「Notability」というノートアプリが便利で、手書きの文字と録音音声を同期させることができ、ノートの内容から音声の頭出しが一発で可能だ。取材にはNotabilityが欠かせない存在となっている。

 普段、10.5インチモデルをノート取りに使っていると、もう少し大きな画面のほうが使いやすいかもしれないと思うこともあった。そうした中、今回の新モデルの発表となったわけだ。

 新モデルでは、それまで搭載されてきたホームボタンとTouch IDが廃止され、代わりにFace IDが採用された。ホームボタンがなくなったことで、狭額縁化を実現し、薄型軽量化が図られた。これなら12.9インチモデルでも、手に持って取り回しやすくなったのではないか。

第2世代10.5インチモデル(左)と第3世代12.9インチモデル(右)を並べたところ
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旧10.5インチモデルと使用感は変わらない

 どのくらい小型軽量化できたのか、仕様で確認してみよう。12.9インチモデルのきょう体サイズは第1世代と第2世代で共通しており、高さ305.7×幅220.6×厚さ6.9ミリ。重さは第1世代と第2世代で異なっており、Wi-Fi+Cellularモデルで見ると第1世代は723グラム、第2世代は692グラムである。これらに対し第3世代は、きょう体サイズが高さ280.6×幅214.9×厚さ5.9ミリ、重さが633グラム(Wi-Fi+Cellularモデル)となっている。

 このサイズで厚さが1ミリも薄くなるのはかなりのインパクトで、実際に手に持ってみると明らかな違いを体感できる。重さも、第1世代からの比較では90グラム軽くなっており、大きな差がある。ただ、サイズが小さくなったこともあってか、ずっしりとした手応えがあり、軽くなったとは感じなかった。長い時間持ち続ける場面では負担が軽減されたと実感できそうだ。

 個人的な感想ではあるが、実際に使ってみると、使用感は第2世代の10.5インチモデルと大きく変わらなかった。

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