サービス開始からわずか約2年で世界的に普及し、今やG20の国・地域で実質的に導入されていないのは英国、中国、日本の3カ国のみ。そして2025年に4兆~5兆円の市場を形成すると米ボストン・コンサルティング・グループが予測するのが「電動キックボード」である。

電動キックボードの世界における導入状況
(図:Luup)

 キックボードで遊んだことがある人も多いだろう。名前の通り、片足で漕ぐ(キックする)ことで進む乗り物だ。電動キックボードはモーターを搭載することで、通常とは異なり漕がずに乗れる。自転車のようにまたがる必要がないので、スカートやスーツの人でも手軽に乗れる。最高速度は時速20~25kmの場合が多いが、ヘルメットの着用義務がないケースが大半だ。

 海外ではシェアリングサービスが普及しており、1回利用に1ドル、さらに利用時間に応じて1分間当たり15セント程度かかる場合が多い。主に1~3kmの距離をカバーし、「MaaS(Mobility as a Service)のラストワンマイル」として利用が急増している。

ドイツ・ベルリン中心部のポツダム広場。横断歩道を電動キックボードに乗った人が走っている
(写真:日経 xTECH)
[画像のクリックで拡大表示]

この先は会員の登録が必要です。今なら有料会員(月額プラン)が2020年1月末まで無料!

日経 xTECHには有料記事(有料会員向けまたは定期購読者向け)、無料記事(登録会員向け)、フリー記事(誰でも閲覧可能)があります。有料記事でも、登録会員向け配信期間は登録会員への登録が必要な場合があります。有料会員と登録会員に関するFAQはこちら