「ほとんど脂身」――。ふるさと納税の返礼品を受け取った女性が2019年10月5日、この言葉と一緒に牛肉の写真をSNSに投稿した。その牛肉は、7割以上が脂身で白くおおわれ食用とは思えないものだった。

 この返礼品を送ったのは宮崎県美郷町。同町は2019年10月9日、返礼品としてふさわしくない品質のものを送ったとして、Webページで謝罪した。

ふるさと納税の返礼品に関する謝罪
(出所:宮崎県美郷町)
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 筆者もふるさと納税の返礼品で「これはハズレだ」という牛肉を受け取った経験が2度ある。最初は脂身だらけの牛肉、2度目はパサパサしていかにも冷凍焼けした牛肉だった。

 しかしここ1年間は、牛肉の返礼品を中心に寄付をしているが、ハズレ牛肉を引いていない。単に運が良かっただけかもしれないが、返礼品を選ぶポイントを少し変えたのだ。牛肉をメインの返礼品にしている自治体のふるさと納税担当者に教えてもらったアドバイスを参考にした。

 10月から12月は、1年で最もふるさと納税の寄付額が増える時期だ。筆者の経験に基づいたハズレ牛肉を引かない必勝法を紹介しよう。

検索エンジンで提供事業者の評判を探る

 牛肉の返礼品を探すときは、まずふるさと納税の仲介サイトにアクセスする。自治体の多くは寄付を直接募集するのではなく、仲介サイトを利用して寄付を集めている。

 仲介サイトでは複数の自治体の返礼品を横断的に検索できる。例えば、牛肉ならジャンルで「牛肉」を選び、「焼き肉」「しゃぶしゃぶ」「すき焼き」といったキーワードを入力すれば、調理方法に合った返礼品が一覧表示される。

仲介サイトでしゃぶしゃぶ用の牛肉を検索した結果
(出所:ふるさとチョイス)
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