今月からオンラインでプログラミングを習い始めた。Webデザインやゲーム制作、メディアアートを初歩から学ぶ。HTML/CSSやJavaScript、Processingなどを使って実際のデジタル作品を制作しながら、100時間程度の学習を経てプログラミング全般に通じる基礎力を身に付けられるというものだ。受講料は13万円弱となかなか勇気の要る金額だったが、10月1日の消費増税を前に「体験レッスンを受講して9月29日までに申し込めば受講料を1万円割引」というキャンペーンに背中ならぬ右手の人さし指を押され、29日の夜11時半に申し込みボタンをクリックした。

 私が申し込んだのは「テクノロジア魔法学校」という「ディズニー」のキャラクターを利用したプログラミング教材だ。中高生向けのプログラミング教室などを運営するライフイズテック(東京都港区)が2018年に開発した。受講対象は12歳以上。中高生だけではなく、社会人や大学生も受講可能だ。

ライフイズテックが運営する「テクノロジア魔法学校」の会員用ページ
(出所:ライフイズテック)
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 私は現在41歳である。教材の開発者の方には申し訳ないが、私の年齢でこの教材名を言うのは正直なところ恥ずかしくもあった。社会に出て19年、「魔法」と聞くと何やら現実離れしたものを感じて身構えてしまう程度にはひねくれている。ディズニー映画も東京ディズニーリゾートも好きだが、大ファンというほどではない。“大人のプライド”にかけて、もっと難しそうな名前のプログラミング教材を受講することも検討した。子どもだましの内容なのではないかと疑っていた。

復習と新しい学習のサイクルを積み上げる

 しかし試しに体験レッスンを受講して驚いた。とにかく面白いのである。

 テクノロジア魔法学校はストーリー仕立てになっている。物語は主人公であるアキトが魔法学校に迷い込むところからスタートする。プログラミングを使って魔法学校のストーリーの中で出題される謎を解き、「塔の上のラプンツェル」や「アナと雪の女王」、「アラジン」といったディズニー映画のワンシーンのコードを書く。ロールプレイングゲーム感覚で学べる。体験レッスンでは、3つの円を組み合わせてミッキーマウスの絵を描いて動かしたり、映画「塔の上のラプンツェル」でランタンが空に浮かぶという有名なシーンを題材にランタンの速度を速めたり遅くしたりするコードを書いた。魔法学校のストーリーの中に登場する、毛むくじゃらな謎の生き物、ミーミルが受講者の学習をガイドする。気づけば2時間ほど、体験レッスンに夢中になって取り組んでいた。

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