現在、記者は健康な体を取り戻すべく生活改善に取り組んでいる。長年の不摂生がたたって体のさまざまな部位から“黄色信号”が出始めたためだ(関連記事:「足のむくみ」が1週間で改善、元日本代表が愛用のIT体調管理サービスの威力)。

 生活改善に取り組むに当たって、必要なデバイスがあった。体重計である。記者が始めたトップアスリートが使うコンディション管理サービス「ONE TAP SPORTS」(ユーフォリア)で毎日記録する項目の中に「体重」があった。そこで家の脱衣所に転がっていた体重計に久しぶりに乗ってみたところ、故障して動作しなかった。

 せっかく新たに購入するなら、スマートフォン(スマホ)と連携する「スマート体重計」が欲しい。さっそく大手ECサイトのAmazon.co.jpで「体重計」と検索してみた。

購入の決め手はメーカー名の表記の有無

 表示された検索結果を眺めると、やはり日本メーカーをはじめとする老舗メーカーの製品は価格が高い。スマホとの連携をうたう製品の価格はそのほとんどが1万円を超える。連携機能をあきらめれば5000円以下の製品もあるが、そこは譲れない。

 選択肢はおのずと中国企業を含む新興企業の製品に絞られた。しかし、レビューも玉石混交で、どれを買えば良いか分からない。そこで、ガジェット好きのY編集長にアドバイスを求めることにした。同編集長からもらった答えは「無名であろうとも製品名にメーカー名が書かれている製品を選べ」というものだった。

 助言を受けて、改めて検索結果を眺めるとあることに気づいた。低価格帯の製品には、メーカー名を表記していない場合が多いのだ(図1)。例えば、価格が高めの日本メーカーの製品の場合、「オムロン 体重計 体組成計」や「タニタ 体重計 体組成計 日本製」といったようにメーカー名が製品名の欄に表記されている。しかし、低価格帯の製品は違う。さらに詳細ページを確認しても、メーカー名がはっきり分からないものも多い。

図1 ECサイトの検索結果の一部
価格が1万円を超える1番左の製品には「タニタ」とメーカー名が書かれている。一方、それ以外の約3000円の低価格帯製品にはメーカー名が書かれていない。(出所:Amazon.co.jpの検索結果)
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 そういった製品が多い中で、無名であろうともメーカー名をしっかりと記載しているものは、メーカーが品質に対して責任を持っているのではないかというのが編集長の推測だ。記者が選択したのは、「Renpho」というメーカーの「体組成計 スマートスケール ES-26P1/P2」という製品である。価格は3099円。同様の機能を持つタニタ製品の約1/5の価格である。

 ちなみにこの企業名を検索エンジンで検索しても、ECサイトの製品ページばかりが表示され、なかなか企業のWebページが見つからない。検索する単語や設定を試行錯誤し、ようやく企業のWebページにたどり着いた。

 Renphoはどうやらスマート体重計だけではなく、足裏マッサージ器や空気清浄機も販売しているようだ。中国メーカーと予想していたが、実際は米国カリフォルニア州で設立されたようだ。しかし、本社所在地や、経営者の氏名などの記載は無かった。

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