「まるで筋トレだな」――。

 筆者が電池「交換式」のEV(電気自動車)スクーターを初めて使ったとき、率直にこう思った。残量が低下した電池パックを満充電のものと素早く交換することで、EVの課題である充電の待ち時間を劇的に減らすこの仕組み。そのほとんどは1個当たり数kg~10kgという重さの電池パックを採用し、それを2個以上載せている。

 残量が減るたびに、これを持ち上げて交換ステーションに納め、新たな電池パックを取り出して車両に載せる。利用者への負荷が大きく、今のままでは、老若男女の誰もが使いやすいとは言い難い(図1~6)。

図1 ホンダ「PCX ELECTRIC」
航続距離は約41km(撮影:日経 xTECH)
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図2 質量は約10kg
容量は約1kWh、車両1台当たり2個搭載(撮影:日経 xTECH)
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図3 Gogoro「S2」
航続距離は100k~150km(撮影:日経 xTECH)
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図4 質量は約9kg
容量は約1.3kWh、車両1台当たり2個搭載(撮影:日経 xTECH)
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図5 KYMCO「Many 110 EV」
航続距離は内蔵する電池パックを合わせて約95km(撮影:日経 xTECH)
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図6 質量は約5kg
容量は約0.65kWh、車両1台当たり2個搭載(撮影:日経 xTECH)
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