7月4日に公示された参院選の改選定数は124議席。2016年の前回に比べて3議席増える。選挙区の「1票の格差」を3倍未満に抑えるため、改正公職選挙法が18年に成立したからだ。

 水道の世界にも格差が存在する。料金格差だ。日本水道協会によると、16年4月時点で8倍の開きがある。標準的な世帯が1カ月に使う20m3当たりの水道料金は、全国で最も安い兵庫県赤穂市が853円なのに対し、最も高い北海道夕張市は6841円となっている。

 水道事業は原則、市町村が独立採算で運営してきた。水源の水質や人口密度、管路の長さなどによって、地域ごとにある程度の料金格差が生じるのはやむを得ない。

 名水百選にも選ばれた千種川と豊富な地下水を水源とする赤穂市は、浄水コストを抑えられる。一方、夕張市は過去に整備した過大な施設の更新費などが重荷となっている。

赤穂市の中心部を流れ、瀬戸内海に注ぐ千種川。環境省の名水百選に選ばれた。水量も豊富(写真:国土地理院)
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