「睡眠データ」自分で取って分かった楽しさと課題

2019/06/24 05:00
内田 泰=日経 xTECH

 ここ1カ月ほど24時間、睡眠状態も計測できる腕時計型の活動量デバイスを身に着けている。もともと、スマートフォンが登場して以来、腕時計もしなくなるほど何も身に着けない解放感を好む質(たち)だが、スリープテックの連載を手掛けるという“使命感”から、自ら実験台になることを志願した。

筆者が24時間身に着けている、米Fitbit(フィットビット)の「inspire HR」。重さは18gと軽い。50m防水に対応、5日間連続使用できる
(写真:日経 xTECH)
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 正直、最初は面倒臭いと思ったが、これがやってみると楽しい。これまで感じていたさまざまな「何となく」が可視化されるからだ。使っているのは、世界で90億日分という膨大な睡眠データを蓄積している、米フィットビット(Fitbit)の「inspire HR」。加速度センサーを内蔵し、体の動き(体動)を検出するほか、LEDで毛細血管の血液量の変化を読み取って心拍数を計測する。

 睡眠に関しては、その日の睡眠時間のみならず、時間経過に応じた「睡眠ステージ」の変化のグラフをアプリで確認できる。睡眠ステージには主に「レム睡眠」「ノンレム睡眠」「覚醒(目覚めた状態)」という種類があり、さらにノンレム睡眠は「浅い睡眠」と「深い睡眠」に分けられる。それぞれの睡眠には特有の役割がある。睡眠ステージのグラフは、その日の睡眠の質を教えてくれる。

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