長時間労働や深夜残業、休日出勤などで体力と気力をすり減らし、やっとの思いで成功したプロジェクト。しかし、プロジェクトマネジャーに残ったのは疲労感だけ――。このような経験をしたプロマネは多いのではないだろうか。

 40代に突入した筆者の大学同期もプロジェクトマネジャーが増え、同様の愚痴を聞くことが多々ある。「寝ても覚めてもプロジェクトのことばかり考えてしまう。休日もないし、家族との会話も減る。プロマネになんてならないほうがよかった」といった具合だ。

 最近は、プロマネの負荷が高まる傾向にあるという。富士通 パブリックサービスビジネスグループマネジメントセンター文教事業推進部の大友愛子氏はその理由を、「システムの多様化が進み、不確実性が増した。変化に柔軟に対応することが求められ、1人のプロマネですべてをカバーするのが難しくなってきたからだ」と説明する。

 プロマネが疲弊する現状を打開する策はあるのか。ここでは、富士通社内で密かに始まったプロマネ育成策を紹介したい。それが、6コマ漫画によるプロマネの支援だ。漫画は富士通のプロマネコミュニティーのワーキンググループが制作したものだ。タイトルは、「プロジェクトにおけるファシリテーション」である。

富士通が制作した冊子の表紙
(出所:富士通)

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