米アップル(Apple)がiPhoneの旧機種の動作速度を意図的に落としていたとされる「iPhoneの速度抑制問題」。旧ITproでは、2018年1月26日〜2月4日にアンケートを実施した。

 アンケート結果からiPhoneの速度抑制問題に対して一般ユーザーがどのように考えているのか詳しく分析する。

大半のユーザーがシャットダウン頻発解消に「気づかなかった」

 はじめに所有しているiPhoneの機種を尋ねた。対象機種を持っているかどうかを確認するための質問だ。対象はiPhone 6、iPhone 6 Plus、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone SEの5機種。

あなたが所有しているiPhoneはどれでしょうか(いくつでも)
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 2014年発売のiPhone 6/iPhone 6 Plus、2015年発売のiPhone 6s/iPhone 6s Plusがかなりの割合を占めていることが分かる。

 5機種のいずれかを所有している人に対し、今回の出来事が報道される前に、iPhoneで強制シャットダウンの回数が減ったと感じたかどうか尋ねた。

今回の出来事が報道される前に、お使いのiPhoneで強制シャットダウンの回数が減ったと感じていましたか(一つ選択)
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 「まったく気づかなかった」とする回答が82%とほとんどだった。一方で、「明らかに減ったと感じていた」との回答は5%で、アップデートによるメリットを体感できたユーザーも確実にいると分かった。

 自由記述欄に寄せられた回答から、シャットダウンに関連した意見をいくつか紹介しよう。

 「まずどの程度の頻度でシャットダウンが起こっているのかデータを開示して、その信憑性を検証した後に対策ソフトをリリースするべき。現在の状況では単に新機種への移行促進手段を行ったとしか見えないので、メーカーへの信頼感は大きく損なわれていると思う」

 「アップルの対応について、公表しなかったことは不適切ではあるが、対応自体は適切だと感じています。性能を落とさずに強制シャットダウンが頻発するほうが影響が大きいでしょう。しかし、私自身はiPhone 6sを2年間毎日使っていますが、強制シャットダウンされたと思われる事例はほとんど記憶にありません。妻のiPhone 6 Plusはまる3年近く使用していますが、最近になって強制シャットダウンが時々起こるようです」

 「iPhone 6 Plus がしばらく応答しないことが頻発したため買い替えたが、発生したのがこれが原因かもと思うと、ちょっと腹が立つ」

 「iPhone 6を所有しており、その前のiPhone 5からの買い替え時には、2年を経過したころからバッテリー不足による突然のシャットダウンが頻発しました。その経験からそれなりの期間が経過したころにiPhone 8の発表があったので、そちらに乗り換えました。逆にOSのスピードを落としてバッテリーによるシャットダウンを抑えていることを聞いていれば、もう少し長く使ったかもしれません」

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