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 電気自動車(EV)にコネクテッド、自動運転――。新技術を搭載するクルマが続々と登場しているが、大ヒットを記録しているものは少ない。どうすれば普及期に突入できるのか。

 「消費者の期待値と自動車メーカーの思いが必ずしも一致しない。このズレを解消することが重要で、新たな評価指標の開発を進めている」。こう語るのは、日産自動車で次世代車両の開発を主導してきた山本浩二氏だ。

 同氏は日産に25年以上勤めたのち、CS(顧客満足)に関する調査会社の米J.D.Power and Associates社の日本法人(J.D.パワージャパン)の社長に2018年5月に就任している。2019年に新しい評価サービスの提供を目指す山本氏に、日産時代の経験を踏まえて話を聞いた。

J.D.パワージャパン社長の山本浩二氏
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25年以上在籍した日産ではどういった開発を担当してきたのか。

 コネクテッドや自動運転を開発する事業本部の本部長をやっていた。その前はEV開発のプログラムダイレクターを担当していた。日産が現在推進している電動・知能化に関する取り組み「日産・インテリジェントモビリティ(NISSAN INTELLIGENT MOBILITY)」の企画・開発に関わっていた。私一人でやったわけではないが、在籍していた時に提案したものが今、拡大を始めている。

 在籍中に感じていたのは、コネクテッドや自動運転、EVといった次世代車両を普及させる難しさだ。EVの開発には2008年から関わってきたが、市場に出す際に、消費者の期待値と自動車メーカーの思いが必ずしも一致しなかった。