西武ホールディングス(HD)は2019年3月25日、東京・池袋で開発を進めていた「ダイヤゲート池袋」で竣工式典を行った。この地にあった池袋旧本社ビルを建て替えたものだ。2月28日に竣工を迎え、3月25日から2階線路上空デッキの供用を開始。4月1日から順次、オフィスの入居や営業を始める。オフィスには、西武HDやプリンスホテル、西武プロパティーズ、貸し会議室運営大手のティーケーピー(TKP)が入るほか、5階にはオフィスシェアサービスのリージャスグループがコワーキングスペースを開設する。

建物1階のエントランスホールで、19年3月25日に竣工式典が行われた。ガラスの向こうに線路が走り、振動や騒音はほとんど感じないものの、目の前を列車が通るので迫力がある。人物は左から順に、西武プロパティーズの上野彰久社長、南池袋一丁目町会の渡邉隆男会長、日本大学の岸井隆幸教授、西武ホールディングスの後藤高志社長、豊島区の齊藤雅人副区長、豊島区議会の磯一昭議長、西武鉄道の若林久社長(写真:日経アーキテクチュア)
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 池袋旧本社ビルの敷地に加え、西武池袋線の線路上空、線路西側の同社所有地も活用し、延べ面積約5万m2のオフィスビルを建設した。

 コンペ時から設計を担当している日建設計の岡田耕治設計部長は、「当初の要件は線路をまたぐものではなかったが、線路の反対側にも細長い敷地があったので、そこも使ってワンフロアの面積を広くするプランを提案した」と振り返る。

ビルの足元を、黄色い西武池袋線の列車が通過する様子。以下の写真は、いずれも開業式典の前に撮影したもの(写真:日経アーキテクチュア)
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線路をまたいだ西側からビルの足元を見る。西武線の線路はコンクリート梁の上のレベルにある(写真:日経アーキテクチュア)
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