2018年以降、私たちの職場に続々とロボットがやってくる。パソコンを使った単純作業や退屈なルーチンワークを、文句ひとつ言わず引き受けてくれる透明ロボ。室内や通路を自動で動いて荷物を届けてくれるお助けロボ。テレワークをする同僚に代わってあなたの隣にたたずむ分身ロボ。ロボットがオフィス風景に溶け込む日はすぐそこまできている。

オフィスでのロボット活用をめぐる未来年表
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透明ロボ「RPA」、2018年に国内5000社へ

 2018年は社会的な課題の人手不足が、オフィスのホワイトカラーの分野で急速に解消に向かう。立役者は「RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)」。PCでデータを繰り返し入力したり転記したりする人手の雑務をソフトで自動化する技術だ。

 導入支援サービスで先行するアビームコンサルティングが2017年1月から12月までに導入を支援した企業は約460社に上る。「このままのペースで導入が続けば2018年末には1000社を超える見通しだ」(安部慶喜戦略ビジネスユニット執行役員プリンシパル)。

 民間予測も同社の見立てを裏付ける。調査会社のアイ・ティ・アール(ITR)は2018年度の国内RPA市場規模を2017年度の2.2倍となる44億円と見込む。市場予測を基にアビームコンサルティングの2017年1~12月の実績から年間の受注件数を推定すると、2018年通年では確かに同社1社でほぼ1000社を手掛ける計算になる。

 RPAの導入支援を手掛けるIT企業はざっと20社。アビームコンサルティングを除く各社の導入支援数を1社当たり200社と控え目に見積もっても国内全体では5000社を突破することが確実だ。

RPAの国内市場規模
(出所:アイ・ティ・アール)
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