「建築単価ウオッチ」は、2019年3月調査の結果をお伝えする。木造戸建て住宅は、コストの動向を示す指数が、前月比で0.1%上昇した。屋根や電気の資材・工事費の上昇が主な要因だ。プライスの動向を示す指数は、前月比で横ばいだった。構造用合板の取引価格は、主要3都市とも横ばいだった。

 2019年3月調査に基づく東京圏(東京、神奈川、千葉、埼玉)における木造戸建て住宅の総工事費単価のプライス推計値は、中央値に相当する中位(50%値)が1m2当たり19万1000円(最新2カ月分は暫定値)で前月から横ばいだった。前年同月比では4.4%の上昇である。

 同様に、四分位で高位(75%値)は前月から横ばいの23万2000円。前年同月比は10.5%の上昇である。低位(25%値)は前月から横ばいの15万5000円。前年同月比は4.0%上昇であった。

横軸は調査時期。金額は消費税を除く(資料:建設物価調査会)
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データの見方

建設物価調査会の「個人住宅工事費調査」のデータから作成した総工事費単価のプライス推計値。東京圏(東京、神奈川、千葉、埼玉)で建設された木造戸建て住宅(軸組み工法、2×4工法)について過去の契約価格データをベースに、建築費指数(工事原価)を用いて補正したもの。実際の契約価格は、建物の規模や施工条件、設計内容、グレードなど様々な要因によって変動するので、四分位で中央値に相当する中位(50%値)の他、高位(75%値)と低位(25%値)のデータを提供する。最新2カ月分のプライス推計値は暫定値。個人住宅工事費調査は不定期に行われ、16年調査の結果を18年4月以降の推計の基本情報として用いている。18年3月と4月では基本情報となる母集団が異なるので、値の差が生じる。

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